2020年7月5日日曜日

おいしい食べ物について

最近、ワイフのミユキが、買って来たパン.ロープには驚いた。

ここ河口湖で、このレベルのパンを食べられるとは。

以前、半年づつ東京とニューヨークを行き来していたが、NYに着くと、まず、バスタブに浸かってから、早速リトルイタリーのパン屋に向かった。

頑固親父が何十年も使い古した、石窯で焼いたローフ。

逸品。

通りを挟んですぐ迎えのプジュートとハムは絶品。

噛り付きながらニューヨークに帰って来たと、つくづく思った。

ある日、偶然に、目白のそば屋「翁」に入った。

主人の蕎麦を茹でる鋭い目つき、そして、盛りの美しさに驚かされた。

今は、日本一の蕎麦職人と言われ、日本国中を回って指導にあたっていると聞いている。

ラーメンは昔、恵比寿駅の近くに、屋台のラーメン屋があり、タクシードライバーの専用の店、日本一絶品。

 (北海道のラーメン横丁にも行ったリモしたが)

その店が繁盛して店を構えて、味が落ちた。

行かなくなった 。

又、驚いたことに山中湖 のすぐ側に(家から車で15分 )生徒に連れられて、入ったラーメン屋は絶品!

 麺も自家製。

 残念な事に兄弟喧嘩をして店を閉めてしまった。

是非 仲直りをして欲しい。

東京にかの有名な料理店に姉に連れってって 貰ったことがある。

出された料理にいろいろ説明されたが、何も覚えていない。

器が高価だとゆう説明以外に。

もう一つ、五日市街道に「田川」という鰻屋があった。初めて入って驚いた。

蓋を開けてうな重がこんな い美しいと思ったのは初めてだ。

一度は、主人が、ウチワで鰻をやきながら
「今日はダメだ!今日はダメだ! 」
と言って
「ダメでもいいですから」
という訳にいかないので、帰ってきた。

ある日、イタリー製の超高級 ネクタイをプレゼントしてしまった。

後で、主人から聞いた話だが、戦争中、近所の人達に大変お世話になったので、是非、美味しい鰻を届けたいとの事だった。

河口湖の歯医者の老先生のお話。

僕が
「先生トテモ丁寧に治療なさいますね?」
と聴いたら
先生は
「戦争中、母親の歯を治してあげらげなかった。その思いをみなさんに・・・」
と。

その他、一流の人達は凄い。

心情の深さだと思っている。

随分前に、弟が持ってきてくれた駿河湾の桜エビの天ぷらの味が忘れられない。

又、ニューヨークで、有名なある夫人に 、レストランに連れてって貰い味わったアイスクリームが未だに忘れられない。

もう一つ。
今朝、玄関先に、枝のついた美しいサクランボが置いてあった。

誰が置いてたのだろう?

心に残る甘さ、アリガトウ。







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NY ザ アクターズ・スタジオ
正会員
ZEN

2020年7月4日土曜日

第41回『神との対話』に魅せられて

神の言葉は、端的にいうと、権威者、教祖、指導者に耳を傾けるなと言っている。
大切なことは自分の胸に問うべきだと。
 
真実を知りたかったら、自分の胸に聴けと。
 
 
そこで、生まれて初めて、
1)自分の感情に、
そして
2)自分の考えに、
そして今回、
3)過去の記憶に、
注意を向けてみた。
 
      
僕の幼少の頃は軍国主義で、クラスのたった一人が宿題を忘れたからと言って、クラスの全員が起立させられ、殴られ、血だらけになった。
 
小学校の頃、台ツブシという遊びで、田舎に疎開して来た栄養失調の僕に、田舎の屈強な男たちが4,5人飛び乗ってきて、倒れ、足の骨を折った。
 
教師が飛んで来て
「ヒラノ大丈夫か!」
僕は、立ち上がり、敬礼して
「だいじょうぶです!」
と叫んでぶっ倒れ、意識を失った。
 
そうゆう時代だった。
 
母親が、僕が高校を卒業し、家業を継いでくれるのを待ちに待って楽しみにしていたが、僕を東京に送り出してくれた。
 
又、父が、真夜中に、中耳炎で泣き叫ぶ僕を背負って医者にかけつけた。
 
中学の時、他校とのテニスの試合で裸足で、履く靴が買えなかった。
 
ターザンと言うあだ名の体操教師が、真っ白な運動靴を薄給から買ってくれた。
 
今でも、あの白い運動靴が忘れられない。
 
 
多くの人たちが、現在の僕の生徒たちらを含め、わがまま勝手で気性のうつりやすい僕を、サポートしてくれている。
 
数えたらきりのない程、多くの人達に支えられて来た。
 
最近、一人は60代で僕の大工仕事を、もう一人は80歳、トラクターを持ち込んで、エンジェル・ガーデンの庭作り、無料奉仕に励んでくれている。
 
(彼たちは天使かもしれない? 天使って、可愛い女の子だと想ったのに?)
 
 
僕のワイフ・ミユキも我儘な僕を30年以上に渡ってサポートしてくれている。
 
 
 
大切のことを、気づかせてくれるのは、台の上で身を乗り出して、メガホンで叫んでいる人達ではないし、権威のあるひとたちでもはない。
 
 
あなたの隣に寄り添ってくれる人達だ。
 
 
「本当にありがとう!心から感謝しています。」
 
 
 
 
 
NY ザ アクターズ・スタジオ
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ZEN HIRANO

2020年7月3日金曜日

第40回『神との対話』に魅せられて

書籍『神との対話』に、
「真実を求めるならば、まず自分の【感情】に耳を傾けろ。」...
と書かれてある。


自分では、ストラスバーグに
「ゼンは非常に強い感情を持っている。」
と指摘されるまで、自分がそんなに強い感情を持っているとは全く気づかなかった。

その感情のために現在有名な俳優たちが、スタジオのメンバーになるために、何年もかかるところを、最終試験に3日前に招待されてメンバーになった。

 (アクターズ・スタジオ 合格した理由
http://zenhirano15.blogspot.com/2020/02/3.html?m=1


両親から一度も叩かれた経験のない僕が、今までの人生で、自分の感情と正面から向き合った事など一度もない。

今回、生涯初めての自分の感情と向き合う事になった。

過去を振り替えってみると、ポール・ニューマンを始め他の俳優達が羨む要請をすべて、断ってきた。

その理由は、自分の感情を恐れたのかもしれないと思っている。

あの世界に身を投じていたら、もう、とっくに死んでいただろう。

では、この世で強い感情を持っているのは誰だろうと考えてみた。

ふと気がついた。


ローマのサン・ピエトロ寺院で目の当たりにしたピエタ像だ。

イタリア・アートの旅。天才ミケランジェロの「ピエタ像」を訪ねてバチカンへ
 

 
 
数歩近づいたところで身体が硬直して動けなくなった。

突然、
異次元の世界に立たされて、人生で初めての静寂で聖なる感動に襲われ、包まれた。

強烈だった。

今、思い出しても涙がこみ上げてくる。

京都、奈良に安置されている国宝級の仏像に共通のものを感じさせられる。

この世で、最も強い感情は、
「聖なる慈悲」の静かなる感情だと自分なりの結論に至った。





NY ザ アクターズ・スタジオ
正会員
ZEN HIRANO

2020年7月2日木曜日

若き俳優を目指す人たちに告げる

 ~スター性について~

俳優を目指す若者たちに、一つだけ伝えたいことがある。

殆どの若者たちは、スターを夢見ると思う。

でも、スター性とは、天からの贈り物。

自分の努力で、手に入れる事は出来ない。

アル・パチーノやデ・ニーロはいい俳優だが、スター性はない。


昔の話になるが、池袋の街頭での通りがかりの店で、テレビを見た。

1人の男性が踊って唄っていた。

目が釘付けになった。

動けなかった。

それがマイケル・ジャクソンとの初めての出会いだった。


又、マリリン・モンローが、兵士たちの慰問のため、姿を現わすと爆発的な興奮を引き起こす。


 (彼女は、腰を振るだけの女優になりたくなくて、最盛期の1年間、仕事を辞めてアクターズ・スタジオに演技を学びに来た。)
マーロン・ブランドは珍しく、演技の才能とスター性に恵まれたと言われる。

 (未だに彼を上回る俳優はいない。すべての批評家の一致した意見)

彼がブロードウェイの舞台で数人の俳優たちとテーブルを囲み座っていると、観客は、今外を歩いていた男が、ウッカリ間違って舞台に紛れ込んで座っているとゆう印象を受けたという。

(ストラスバーグは、過去のドゥーザやサルビーニに比べて、ブランドは、可能性はあったが、まだ、名優と言われるレベルにないと言っていた。又、僕の持っている蓄音機で、世紀の偉大な歌手カルーソー聴くと現在、偉大な歌手は存在しない。)


タダ一つ、奇跡が起こりつつある。

100年に一度のチャンスだ!

しかも、日本から!

その名は、大谷翔平。

奇跡の人、アメリカ人を抜く体格、誰にも愛される素直な性格、異常なまでの訓練、研究熱心、マナーの素晴らしさ・・・等々。

100年前のベーブルースを凌駕する可能性を秘めた唯一の奇跡の選手。

すべて、オートマ化され、機械に取り囲まれた世界に、人間の素晴らしさを誰かに声高らかに歌い上げ、世界に伝えて欲しいと心から願っている。




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(相変わらず、話はわき道に逸れたが、スターになる必要はない。それは天が決める事。
自分の好きなことに関わって、豊かな人生を送れたら最高だと思っている。)

2020年7月1日水曜日

コロナウイルスについて

現在、世界中が自然の猛威コロナウィルスと戦って、37万人の死者を出している。

しかし、人為的猛威、第二次大戦の死者が6000万以上と言われる。
人間の心に潜む、敵意、憎しみ、嫉妬心、独占欲等々、コロナウィルスよりも200倍も近い殺傷力を持っている。
 
僕も、戦争で家を焼かれ、餓死寸前まで追い込まれ、愛する叔父も結婚したばかりの愛妻と子どもを残して何処ともしれない戦場で姿を消した。
 
人類を憎しみと、恐怖に落としめ、殺し合いをストップさせるワクチンは、いつ見つかるのだろうか?
 
毎日、4万人の餓死者を出し、地球を汚すだけ汚し、いまだに武器を量産している。
 
人類に未来は、
愛に基づくか、
不安に基づくか、
どちらかだと言われている。
 
我々一人一人の心に住むコロナウィルスを、愛によって消滅させなければ!
 
 
 
 
 
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ZEN HIRANO

第38回『神との対話』に魅せられて

僕は神を信じているわけではない。

死ねば分かると思っている。

しかし、
『神との対話』の本を読んでいると、著者の質問にこれ程的確に、かつ、今まで誰からも聞いた事もないような答えが、瞬時に、返ってくるのに、脅威と畏敬の念を常に感じさせられる。

涙が出るほど感動させられる。

何回繰り返し読んでも。

未塾な僕のエッセイよりも、本に記された神からのメッセージを掲載させていただきます。


。゚•┈୨☆୧┈•゚。

著者
「例えばキリストのような人たちは、どうして他の人たちよりもうまくあなたとコミュニケーションが取れたのでしょう?」



「それは、本当に耳を傾けようという意思をもっているからだ。聞こうという意思を持ち、恐ろしくても、狂気の沙汰に思えても、まったく間違っているように思えても、コミュニケーションに向かって心を開きつづけるからだ。」


著者
「間違っているように思われても、神の言葉に耳を傾けるべきだというのですか?」



「間違っていると思う時には、特に耳を傾けるべきだ。何でも自分が正しいと思っていたら、どうして神と語る必要があるのか。自分が知っているすべてをもとに進み、行動すればよろしい。しかし、人間は時が始まって以来、ずっと、そうして来た事を忘れるな。その結果、世界がどうなったかを見てごらん。
明らかに、あなたがたには何かが欠けている。理解していないことがある。あなたがたには、自分が理解した事だけを正しいと思っている。なぜなら、あなたがたにとって「正しい」というのは、自分が同意したことをさす言葉だから。したがって、自分が理解できないことは、初めのうちは「間違っている」と感じる。

前進するには、「わたしが、間違っている」と思ったすべてが本当は「正しい」としたら、どうだろう?」と自分に問うしかない。すぐれた科学者は、その事をよく知っている。
研究がうまくいかないとき、科学者はすべての前提を捨てて、一からやり直す。
偉大な発見はすべて、「正しくない」ことを恐れない意志と能力によってなしとげられた。今ここで必要なのはそれだ。
自分はもう神を知っていると思うのをやめなければ、神を知ることはできない。神の声をすでに聞いたと思うのをやめなければ、神の言葉は聞こえてこない。
あなたが自分の真実を語るのをやめなければ、私の真実をあなたがたに語ることはできない。 」






NY ザ アクターズ・スタジオ
正会員
ZEN HIRANO
神に感謝を込めて。