~エンジェル・ガーデンについて~
ゼン・ヒラノ
「あなたが他者に対してすることはすべて、自分に対してしている。なぜなら、あなたと他者はひとつだから。
従って、他者に対して何かをすれば、自分に対してもすることになる。他者に何かをしてやらなければ、自分に対してもしてやらないことになる。
他者にとって良いことはあなたにとって良いことだし、他者にとってまずいことはあなたにとってまずいことだ。これが基本的真実だ。だが、あなたがたは始終、無視している。」
と『神との対話』に書かれている。
従って、他者に対して何かをすれば、自分に対してもすることになる。他者に何かをしてやらなければ、自分に対してもしてやらないことになる。
他者にとって良いことはあなたにとって良いことだし、他者にとってまずいことはあなたにとってまずいことだ。これが基本的真実だ。だが、あなたがたは始終、無視している。」
と『神との対話』に書かれている。
このメッセージはあまりにも、自分勝手に生きて来た僕には、無理に思える。
(これまでも、『神との対話』の本が誰かの役に立てばと思って勧めて来た。)
最近の例を挙げると、Kちゃんという、多分50代の女性が、一年以上前から週に3回ほどやって来て、600坪の庭に、600畳敷きの建物を片っ端から片付け始め磨きあげた。
家の空気が驚く程澄んできた。
とても感謝し、彼女に恩返しをしたいと思っていた矢先、彼女の親しい友人がここエンジェルガーデンで催し物をしたいという。
(ここの規則は、AM10時からPM5時まで、1日のみ無料で貸し出す事)
しかし、今回、Kちゃんの願いで、友達が3日間、そして、夜も、イベントを開催したいという事だったが、全て彼女のためにOKした。
かつ、宿泊させてほしいというので、これも、彼女を喜ばせるために、OKした。
しかし、その晩、僕は、一睡もできなくなてしまった。
ワイフ、みゆきが、僕が病気になってしまうと、心配して直ぐ連絡を入れて宿泊はキャンセルして貰った。
(今回の人達には、理解できないだろうが、この僕のような神経がなかったら、年間1000人以上の受験者からたった一人選ばれ、アクターズ・スタジオのメンバーになるということとはできなかった。また、スタジオは時間厳守、恩師リー・ストラスバーグ、そして、アメリカの最高の演出家と言われたエリア・カザンも、一度も遅刻したことがない。僕も週に5日、40年間自分のクラスを開いてから、一度も遅刻したことはない。)
我々は時代遅れの古い考え方かもしれない。
しかし、ストラスバーグは言った。
「我々は、古ぼけたオールド ハットと言われるかもしれない。しかし、本流を泳いでいると。」
今回を機に、周りの人達に勧められた、この様な行事は、我々のライフスタイルに合わないので、エンジェルガーデンを貸し出す事は、一切やめることにした。
ところが、僕のワイフ、ミユキは 、この2年間、リサーチし続けて来た個人事業を本格的にスタートさせて、社会のリーダーシップをとっている人達の指導にあたると 、固く決意を宣言している。
彼女は、この30年あまり、僕の仕事を、徹底的にサポートし、代行し、又、自分自身の苦しみ抜いた感情の解放の体験をもとに、(ミユキ ヒラノ著『感情の解放』 角川書房)人々の抑圧された感情を取り払い、本人が真に望む姿を達成させると云う仕事に対し、情熱と確信に満ち溢れている。
ミユキは、
「このエンジェルガーデンは神様からの授かりもの、管理を任されたのだと。」
税金の滞納、好意を寄せてくれた人々の数百万円の借金を返済して 、エンジェルガーデンを人々の悦び、真の触れ合い、時間厳守の教育の場所として提供するのだと 、何の疑いもなく、信じている。
「このエンジェルガーデンは神様からの授かりもの、管理を任されたのだと。」
税金の滞納、好意を寄せてくれた人々の数百万円の借金を返済して 、エンジェルガーデンを人々の悦び、真の触れ合い、時間厳守の教育の場所として提供するのだと 、何の疑いもなく、信じている。
ミユキと永年生活を共にして、彼女を知っているので、時間はかかるだろうが、必ず、実現すると確信している。
ZEN
(今、振り返ってみて、今回の最大の天からの贈り物は、Kちゃんを始め、Oさん、H夫妻、デカさん という掛け替えのない生涯の友達に出会えたことだ。これからもいろいろな人達との個々の出逢いがあり、個人的な交流を深めて行きたいと 望んでいる。)