KT(『神との対話』)に、
「あなたがたは、原始的な発声(言葉)ー実際には「騒音」ーを使ってコミュニケーションをするところまで、退化したのだ。だが、もっとハッキリした、正確で、優雅なコミュニケーションを回復している人たちも大勢いる。
特に、愛し合う者同士がそうだね。これも大きな真実を裏付けている。
思いやりはコミュニケーションを創造するという真実だ。深い愛があれば、事実上言葉は必要ない。逆もまた真実だ。多くの言葉を弄する必要があればあるほど、相手を思いやる時間が少なくなる。思いやりはコミュニケーションを生むからだ。究極的には愛だけが唯一の真実だ。だから、愛があればコミュニケーションもある。
コミュニケーションがむずかしいというのは愛が充分に存在しないしるしだよ。」とある。
「あなたがたは、原始的な発声(言葉)ー実際には「騒音」ーを使ってコミュニケーションをするところまで、退化したのだ。だが、もっとハッキリした、正確で、優雅なコミュニケーションを回復している人たちも大勢いる。
特に、愛し合う者同士がそうだね。これも大きな真実を裏付けている。
思いやりはコミュニケーションを創造するという真実だ。深い愛があれば、事実上言葉は必要ない。逆もまた真実だ。多くの言葉を弄する必要があればあるほど、相手を思いやる時間が少なくなる。思いやりはコミュニケーションを生むからだ。究極的には愛だけが唯一の真実だ。だから、愛があればコミュニケーションもある。
コミュニケーションがむずかしいというのは愛が充分に存在しないしるしだよ。」とある。
KTのどのページを読んでも、まったくその通りと言わざるをえない。
驚きと否定できない真実がある。
私ごとになるが以前、40年ほどまえに、鳴海四郎さんという英文学者がNYアクターズ・スタジオに見学に来て、たまたま、当日、僕が演技をしていたのに出くわして絶賛していたことがある。
彼は、大変優しく思い遣りのある人で、尊敬すると同時に大好きだった。
ある時、スタジオのあるプロジェクトに参加した。
僕としては、珍しく相手役が好きになれなかった。
役同士は、非常に親密で尊敬すべき間柄なのに。
相手役もそれを感じてか、ぎくしゃくした関係が続いた。
僕としては、珍しく相手役が好きになれなかった。
役同士は、非常に親密で尊敬すべき間柄なのに。
相手役もそれを感じてか、ぎくしゃくした関係が続いた。
そこで、メソード演技の基本訓練【パーソナリゼイション】を実践することになる。
ここで、アクターズ・スタジオについて、説明する必要を感じます。
スタジオのメンバーになるには、一次試験、二時試験、最終試験があって合格者は年間千人以上受験者のうち、一人か二人で、本当の才能を見つけて、本人が苦しんでいる問題を解決しようとする場です。
メンバー達は、自分の出来ることでなく、出来ないことを見せる場です。問題解決の天才教師ストラスバーグの恩恵を受け、メンバーのアカデミー賞受賞者は100名以上と言われています。
メンバーになれば、すべて無料、そして、メンバーは、週2回のクラスを毎回受けてもいいし、10年に一度帰って来てもOK。プロデューサー等一切シャッタアウトで、当時、世界一神聖な場所と言われていました。
但し、メソード演技の基本訓練、五感の記憶は、スタジオでは一切教えません。それは、ストラスバーグの個人のクラス(有料)で教えていました。 メンバーの中で、1年も受けた人が殆どいない中、ぼくは、10年間通い続け、基本訓練の全てをマスターしました。
スタジオのメンバーになるには、一次試験、二時試験、最終試験があって合格者は年間千人以上受験者のうち、一人か二人で、本当の才能を見つけて、本人が苦しんでいる問題を解決しようとする場です。
メンバー達は、自分の出来ることでなく、出来ないことを見せる場です。問題解決の天才教師ストラスバーグの恩恵を受け、メンバーのアカデミー賞受賞者は100名以上と言われています。
メンバーになれば、すべて無料、そして、メンバーは、週2回のクラスを毎回受けてもいいし、10年に一度帰って来てもOK。プロデューサー等一切シャッタアウトで、当時、世界一神聖な場所と言われていました。
但し、メソード演技の基本訓練、五感の記憶は、スタジオでは一切教えません。それは、ストラスバーグの個人のクラス(有料)で教えていました。 メンバーの中で、1年も受けた人が殆どいない中、ぼくは、10年間通い続け、基本訓練の全てをマスターしました。
話は長くなりましたが、
これらの基本訓練の一つに、パーソナリゼーションというのがあります。
これらの基本訓練の一つに、パーソナリゼーションというのがあります。
例えば、嫌いな人を好きになる方法です。
視覚、聴覚等五感の記憶を駆使して自分の好きな人に移し変えてく方法です。
視覚、聴覚等五感の記憶を駆使して自分の好きな人に移し変えてく方法です。
スタジオで、その相手役と顔を合わせるたびに、鳴海四郎さんを具体的に彼に対してつぎ込んで行きました。
効果はテキメン、相手に対し僕が、愛と尊敬の念を持ったためにお互いに心を開いて、二人の関係が改善され大好きになりました。
(しばらく経った頃には、パーソナリゼーションのことなど、とっくに忘れていました。)
(しばらく経った頃には、パーソナリゼーションのことなど、とっくに忘れていました。)
何日か後に、ストラスバーグの前でプレゼンテーションが終わり、彼のサゼッション中も、その相手役は、僕の肩を抱きかかえ、揺さぶり、満面の笑みを浮かべていたことが、今でも記憶に残っています。
勿論、あなたにパーソナリゼーションを勧めているわけではありません。
相手の眼の中をジーッとのぞきこんで、あなたの大好きな人が、あなたを見ていることに気がつくことです。
それは、相手の眼の中に自分の愛を見つけることです。
「あなたにお逢いできて、とても嬉しい」
「あなたにお逢いできて、とても嬉しい」
と声をかけて見てください。
LOVE ZEN