~マーロン・ブランドについて~
トップクラスのどの俳優に聞いても、また評論家も
マーロン・ブランドが前世紀後半の最高の名優だとすることに異論がない。
マーロン・ブランドの演技を見て感ずることは、
人間の深層心理の秘密の扉を開け、
想像を通してスクリーンに描き出すというような印象を受ける。
最初マーロン・ブランドの映画を観てどこが良いんだと思うかもしれない。
僕も昔そうだった。
今は、ストーリーではなく、演技能力そのものに涙することがある。
特に
「ゴッドファーザーpartⅠ」
息子のソニーが口出しを始めたところを止めるシーン
「ゴッドファーザーpartⅠ」
息子のソニーが口出しを始めたところを止めるシーン
「ラスト・タンゴインパリ」
死んだ妻の亡骸に語りかける独白
等
死んだ妻の亡骸に語りかける独白
等
演技に対する自分の認識が高まれば高まるほど、
あなたは俳優としてのレベルを上げたことになる。
「俳優は認識と共に育つ。」
(ストラスバーグ)
(ストラスバーグ)
ZEN