2018年11月1日木曜日

リラックス


ザ アクターズ・スタジオ 正会員
ゼン・ヒラノ


リラックス、リラックス、リラックス・・・・・・



最近,合宿クラスに一般の人が参加する事がある。

一回限りの受講の為、リラックスを徹底して訓練する事にしている。

瞑想、座禅、ヨガ、太極拳等は、歴史もあり非常に優れた訓練だと確信している。

多くの場合、人々はこれらの訓練を通してリラックスを獲得するようになる。

しかし、我々は、【リラックスそのものを訓練して】獲得しようと試みる。

リラックスとは何か、を知りたかったら、緊張とは何かを考えてみればいい。

緊張とは、不必要な力だ。

(不必要なものは、不必要である。)

ただ、立っているのに、脚を踏ん張ったり、肩を怒らしたり、しかめっ面をする必要はない。

(不必要なこの緊張が不安を呼び寄せる。)

一杯飲むと、リラックスするが、二週間目には、二杯必要になる。

風呂に入ればリラックスするが、面接は出来ない。

(緊張したら自分にリラックスしろと命令してリラックスする以外に方法はない。)


リラックスするには具体的に、其の人の身体のどの部分に緊張があるかを、見つける必要がある。

永年、何千人の人達を扱ってきたお陰で、其の人の身体の、どの部分に緊張があるか、僕の体が反応し、その部分が、緊張するので、直感的にわかる事が多い。

(リラックスの訓練は、自分の身体の緊張を見つけ、リラックスしろと命令して、その命令がに体が従う様にすることだ。)


又、リラックスが素晴らしいのに表情に乏しい人がある。

このことを本人に気付かせ顔を緩め感じたことをあるがままに声にのせると、其の人の本来の自然な美しい表情が表れる。


リラックスには、もう1つ精神的な緊張を緩める方法がある。

首から上の何箇所の部分をガイドして、緩める方法だ。

しかし、これらリラックスの具体的方法を誌上で説明するのは難しい。

泳げない人に、水泳の本を渡しても、泳げる様になるのは難しいと同じ。

リラックスのやり方を文章で説明することは、殆ど、無理だと思っている。


リラックスを習得することで、本来の自分の声、表情、動作、そして、より積極的に自分を表現する様になる。

もう1つリラックスの大きな課題は、永年、無意識に溜め込んだ抑圧された感情だ。

(それは自分自身のあるべき姿を歪めてしまう。)

これらの感情を吐き出す具体的な方法を(感情の解放、フィーリング リベレイション)僕のガイドによって行う事によって、真の自分らしさを取り戻すことが、出来ることである。


ZEN


(リラックスに、必要性と興味を持っている人は、是非、一泊二日の短期合宿クラスを受けて欲しいと願っている。一回のみで充分で、リラックスとは何か、本当の自分とは何かを知り、自分の心身を自分でリラックスさせる能力を手にいれることが出来るようになる。)