2017年12月24日日曜日

第51回 『神との対話』に魅せられて

 
あなたが、学ぶべき事はなにもない。
 
ただ、思い出せばいい。
 
人生は成長のプロセスだ。
 
成長は、神性が存在し表現されている証拠だ。
 
人生の全てはそのように作用している。
 
この部屋の窓の外にある木を見てごらん。
 
あの木は4メートル以上にもなって大きな木陰をつくっているが、小さな苗だったころ以上に何かを知っているわけではない。
 
今の姿になるために必要だった情報はすべて種の中に含まれていた。
 
何も学ぶ必要は無かったのだよ。
 
ただ、成長すればよかった。
 
成長するために、細胞の記憶の中に閉じ込められていた情報を活用したのだ。
 
あなただって、あの木と違いはしない。
 
木だって成長を促す太陽が必要だよ。
 
全ての生命はつながりあっている。
 
全体のどんな側面もどんな個別化された部分も、他かの側面他の個別化された部分と無関係に動いているのではない。
 
生命は常に相互作用をしつつ創造を続けている。
 
私たちはお互いに結果を生み出しているのだ。
 
それ以外に、私たちが結果を生み出す方法はありえない。
 
他の人たちとの対話や外の世界から得る情報の全ては、太陽の光のようなものだ。
 
あなたのなかの種を成長させる。
 
外の世界に存在し、あなたを内なる真実の方向へと導いてくれるものはたくさんある。
 
人々も場所もモノも出来事も、すべては思い出すきっかけだ。
 
道標のようなものたね。
 
それどころか、要するにそれが「外の世界」なのだ。
 
物理的な世界は、あなたが内側で知っていることを外側で経験する場を与えるためにある。

 
ZEN