2018年4月8日日曜日

俳優を目指す若者達へ



リラックスについては、
以前の俳優を目指す若者達へで述べているので、参考にしてほしい。
↓↓↓

人は他人の視線を感じると緊張しやすい。

例えば、お風呂に入ってリラックスしているところに、誰かが入ってくれば緊張する。

繰り返す事となると思うが、
リラックスとは何かを知りたければ
緊張とは何かを知ればいいと言う。

緊張とは不必要な力だ。

ただ、立っているのに、
脚を踏ん張ったり、
肩をいからせたり、
奥歯を噛み締めたりする必要はない。

緊張には二種類ある。

小さい時から習慣的に強いられて持ち続けている緊張と
困難な事態に直面して一時的に起こる緊張だ。

100メートルを10秒切る選手や
ボクシングで互いに殴り合っている選手を見て
「今日は、リラックスが、いいですね!」
と言われる。

リラックスは、
何かと知りたかったら
緊張とは何かを知ればいい。

緊張とは、
余分な力で不必要な力だ。

不必要なものは、
不必要だ。

特に俳優は、
人の前に立つ。

非常に緊張しやすい状況に置かれる。

解決策は?

自分の脳で命令して
緊張をとる能力を
身につける事だ。

観客の前で
準備体操をやったり、
ヨガをやったり、
一杯飲んだりするわけにいかない。

(一杯飲むと必ずいい演技をする。しかし、二週目には、二杯飲む事になり、アル中の道を歩む事になる事になる。)

俳優訓練の第一歩、
最重要課題は、
リラックスの訓練だ。

からだのどこが緊張しているか、
敏感になり、
脳で命令して瞬時に取り除く能力を身につける事だ。

リラックスが良いと、
集中力が高まるのみでなく、
表現力も高まる。

トップクラス俳優は
間違いなくリラックスがいい。

リラックスのアプローチを文章で説明することは難しい。

一人一人の緊張の場所も、度合いも、違うし、
一人一人の性格、
理解力に合わせて
ガイドしていく必要があるからだ。

ZEN