2018年11月25日日曜日

短期合宿クラスを受けて


この短期合宿では毎回、何かを気付かせてもらい、本当の自分を引き出してもらえる。


今回も大きな変化を私にくれた


。初めの講義では私は初っ端、注意をされた。


全然、その時は自分の中では納得がいってなかった。


そんな、合宿の始まりだった。


それから、ミユキ先生の実習では今までやってきた訓練の復習や細かいところを注意してもらえて次回までの課題も貰える。


人生に役立つことも教えてもらえる。


私はあがり症で人前に立つと緊張してしまう。
なんで、そうなってしまうのは外面に目がいっているからであって、内側に自分を意識してやればいいのだ。
確かにそうだ、大概はいいところを見せてやろうと思っているからで自分が楽しんで自分の想像の世界に入ればいいのだ。


「自分の好きなようにように演技をすれば良い」という言葉にもびっくりした。




ミユキ先生の実習が終わった後はゼン先生の実習が始まる。


まずはリラックスを見てもらい、気合いを入れる、タタタンPGをやった。


私はリラックスは良いが表現ができない。


自分でも分かる。


家のときとの感覚とスタジオでやってる感覚とは違って心が開かない。


ゼン先生に
「僕を睨めつけなさい」
と何度も言われた。


私は言われた通りに先生を睨みつけた。
瞬きを忘れるぐらいに睨んだ。
今、自分の抱えてることも含めて睨んだ。


そのまま、気合いを入れるとタタタンPGをやった。


なんだか、すっきりする。数時間前とは心の軽さが違う。


ゼン先生は今まで抱えてきた、私の重荷を少しずつ取り除いてくれる。




そして、その夜はゼン先生達の前でパフォーマンスをした。


私は歌を歌った。


歌い終わった後に自分でも酷いと感じた。


ゼン先生に厳しい言葉をもらった。


それはそうだ、エンターテイナーなのに何の演出もなく歌ってしまったからだ。


先生はめちゃくちゃに好きなように舞台を駆け回りなりながら、歌いなさいと言われた。


とにかく、やってみた。


でも、どこか恥ずかしさがあって、思いっきりできない。


恥ずかしさをなくしたい。


でも、その時はできなかった。


スタジオの3階ではどんな大声を出してもいい。
一人で3階に行き、そんな自分が大っ嫌いだから、この世の嫌いなことを全て吐きだして、暴れまわる。


でも最終的にはそんなことどうでもいいやってなれた。





2日目の初めはミユキ先生の実習だ。


そこでは、リラックスからのセンソリーをやった。


今日も最初は心が開かずに見苦しい。


でも、ミユキ先生の声が遠くで何も考えないで思いっきりやっていいよって聞こえた瞬間に心が弾けて、楽しくなった。


嬉しい、悲しい、色んな感情が溢れた。


何とも言えない感覚だ。


ストップがかかった瞬間はとろ〜んとしているがだんだん、しっかりしてきて、心が楽になった。


でも、それが一人でできたらなと強く思う。




それから、ゼン先生に最終的に歩き方のチェックをしてもらった。


初めての短期合宿でもやったのとは全然、違うのが自分でもわかる。


楽に歩いてるんだが、しっかり歩いてる。


1日目に叱ってもらい、2日目には重荷が取れたからだと思う。


目つきも変わったと言ってもらえた。


初めの講義では気づいていなかったことだ。


声もいつも、自信のない喋り方をしていたが、今はハッキリ喋る感覚がわかる。


1日目に注意されたことが凄く分かった。




そうやって、いつも自分を知るきっかけを与えてくれる。


ゼン先生は本当のことを言ってきてくれる、ぶつかってきてくれる。


本当に嬉しいことであって、今まで会ってきた先生では初めてだ。


本当に感謝だ。


5月から始まって、毎回、気づかされて、変われる。


ゼン先生とミユキ先生に出会わなかったら、今の自分はないと断言できる。




それに加え、ゼン先生と夜に映画鑑賞をするのがたまらなく大好きだ。


どの演技が良いか悪いかを事細かに教えてくれる。凄く贅沢で楽しい。


そして、人生で生きていく上でのマナーもたくさん教えてくれて、学べることが沢山だ。


自分の成長に繋がることだらけだ。


でも、もっと成長していきたい。


だから、毎月、参加するのだろう。


そして、こんな機会はそう簡単にあるものではない。


ゼン先生とミユキ先生には感謝でいっぱいだ。


いつも、いつも、素敵なものをくださり、ありがとうございます。





ゼン演技スタジオが大好きなアサヒ