2020年3月22日日曜日

コミュニケーション リラックスの必要性

あなたが、手を変え品を変えいくら素晴らしことを言っても、人々は納得し、賛同するかも知れませんが、あなたについてはきません。


人を動かすには、そして、行動を即、起こさせるには、人々の感情に訴えることです。

あなたの信念を、ビジョンを熱い想いで語り伝えることです。

あなたのその熱い想いを、あなたの人間とゆう楽器を使って、声とジェスチャーで表現し伝えなければなりません。

しかし、どんな楽器でも演奏するには、調律を必要とします。

人間という楽器は、長い間の社会生活で、いろいろなことを教え込まれ、(偏見、思い込み等)自分の出したい音を出そうと思うと自動的にブレーキがかかって軋んだ音を発しやすいのです。

あなたの熱い想いを人々に語り、人々を行動に駆り立てるには、
この自動的にかかるブレーキを外す必要があります。

具体的に本人の身体を触って調べるとわかるのですが、殆どの人達が、体のどこかに長い間に身につけた習慣的な緊張を持っています。

本人に自分の体のどの部分に緊張があるかを知らせ、本人が自分の体のどの部分が緊張しているかを自覚し、その部分を左右前後にゆっくりと動かし、本人の努力によって、緊張を体から追い出すという方法をとります。

スポーツでも、芸能でも、又は職人でも一流の人達は、共通点があります。

それは、集中力が卓越しています。

集中力は深いリラックスから生まれます。

リラックスがよければ、より集中力が高まり、集中力が高まれば、より深いリラックスを呼び込みます。

名選手、名人、偉大なる芸術家等の共通点は、偉大なる集中力から生まれます。

偉大なる集中力は、心身ともに深いリラックスから生まれます。


我々は、何年もかけて慣れでリラックスを修得するのではなく、
リラックス、集中力そのものを訓練して短期間に修得に努めます。

先ず、自分の体のどの部分が緊張しているかを気づき、
その緊張を自分の意思で取り除く訓練をします。

面接とか、人前に立った時、緊張に気づいても、身体を動かしたり、体操をする訳にはいきません。

リラックスの訓練は、自分の緊張に気づき、
身体を動かさずに、
脳で命令して心身ともにリラックスを獲得する能力を身につけることです。


 
 
NY ザ アクターズ・スタジオ
正会員
ZEN HIRANO