2017年7月21日金曜日

第31回『神との対話』のすすめ

人生目的、真の自分とは、どうあるべきかを決定し、真の自分になることだ。真の自分になるために、それは向かって毎日実践する。それが、あなたの全ての行動、全ての考え、全ての言葉において。」
というようなことが、本に書かれている。

本当の自分、
こう在りたいと思う自分、
理想の自分とは、
一体どんな姿をしているのだろう。

真の自分は、自分の中に住んでいる。

その姿に対面するには、
自分の身体に住みついている汚れを手放すことだ。

仏像の彫刻師が祈りを込めて、掘り進めていくとそこに仏の姿が見えくると言っていた。

僕自身も身体に住みついたエゴを、気づきと共に一枚一枚、祈りを込めて手放して行かなくては。
気分屋であり、沢山のエゴに取り憑かれている僕にとって大変な作業になる。

今、思い返してみると、84歳になる施術師Oさんも、ぼくの身体に染み付いたエゴを揉み出すために、5時間も休まずに揉み続けてくれたのだ。
又、この1年の間、600畳もある3階建の家を掃除し続けているKさんが、掃除をすると心の風通しが良くなると笑顔で言っていた。
彼女は掃除をすることで、エゴを掃き出しているのだ。

まず、朝、眼が覚めて久し振りにユックリと寝られたことに感謝、聖なる自分と向き合うという思いが影響したのかも知れない。
すぐに、起き上がらないで10分ほど思いを巡らた。

昨夜、脱ぎ捨てたものや、使い捨てた物を片づけ、不必要な物を部屋の外に出した。

僕の寝室は、階段の吹き上がりに建てた自作の8畳ほどの寝室だ。

広い窓から庭が一望できる。

庭にあるすべてのもの、
夏草に覆われた大地、
風に揺らぐ木々、
夏の日差しを受けて短い命を謳歌している花々、
汚れない美しい空気のなか、蝶や鳥、虫たちが与えられた生命を精一杯謳歌している。



人間は天からの選択の自由を与えられた。
明るい日差しの道を歩くか、
暗い夜道を歩くかだ。

その時々に、
自分のエゴに気づき
愛を選択していきたい。

今日1日頑張ってみよう。

人間の行動には、二つしかないと『神との対話』に書いてあった。

人間の二つの動機しかないと。

「愛にもとづくか、不安にもとづくか」

だと。
真の自分に出逢うことが出来たら・・・・・

ZEN