2018年3月8日木曜日

オープンハウス感想文



河口湖スタジオ
コミュニティ卒業生
リエ

今年の初めから、何度かゼン先生からメッセージが届いていた。

2月中旬に舞台があってバタバタで、全てのメッセージをちゃんと返信ができていなかったのだが、舞台が終わり一息ついた時に、ゼン先生のことを思い出していると急に会いたくなってきた。

更に4月からコミュニティを再開され、説明会も行うということだったので、そのタイミングで何かお手伝いができたらと思い、河口湖に行く決心をした。



久々に触れるゼン先生のエネルギー。

お会いすると忽ち異次元空間に行ったような感覚になる。

ゼン先生から発せられるエネルギーだけでなく、ゼン先生の創ったアートな空間。

一般社会からかけ離れたその場は、まさに異次元空間。

ただそこに居るだけで、想像の世界に入り込んだような感覚に陥るのは、行ったことのある方は理解できると思う。



説明会に来た方々も言葉にできなくとも、中身の濃い時間であったことは感じ取っているようだった。

私も有難いことに説明会のお手伝いをしながら、ゼン先生のお話を横で聞くことができた。

もちろん、コミュニティにいた時に何度も聞いたお話もあったが、それを聞きながら、改めて先生が本当に凄いことをおっしゃっているということ、又、今までの理解から、更に深く入っていくような感覚があり、また新たに新しいことでも知ったような感覚になり何度も鳥肌が立っていた。



先生は、その人の状態を的確に指摘し、そして、どんな状態でも認め、包み込んでいた。

だから、安心して自然と涙がこぼれる方もいた。



たった1時間程のお話の中で、お越しになった方々の表情がどんどん柔らかく、その人本来の素敵な顔に変化していくその様を見て、見ているこちらも嬉しくなった。



緊張という無駄な力がその人本来の姿から遠ざけてしまう。



自分は何がしたいのか?

どんな自分になりたいのか?

本当の私はどんな人間なのか?

私にとって何を選択するのが幸せ?

・・・



そう思っている人が世の中にどれだけいるだろうか?

世の中には自分のことすらよく分からない人が沢山いると思う

ゼンヒラノコミュニティでは、兎に角、自己認識を深めることを徹底する。

毎日レポートを書き、
今日自分はどう感じたか?
何をしてどんなことに喜び・幸せ・怒り・悲しみ・・・を感じたか?
を自分と向き合っていく。



その日々の自己認識を深めるからこそ、
自分を知り、
役を深めることができる。

それは自分の人生を豊かに生きることにも繋がることを私はここで学んだ。



お話の中でも
「自分の問題は自分の中にある。自分を育てられるのは自分しかいない。」

本当にそうだと思った。

私はコミュニティにいる時に、何故教えてくれないのか?と思ったことが多々あった。

けれど、それは依存であったと今ならハッキリ言える。

ゼン先生にもコミュニティにいる時に、何度も言われた言葉だが、本当に理解していなかったと思う。

しかし今では舞台にも出るようになって、この言葉が何度も頭をよぎった。

舞台に立てば、誰も助けてもらえない。

自分しかいないのだ。

だから、
普段の訓練も、
自分を信じ、
ただやるしかないのだ。



「自分を育てることができるのは自分しかいない。教師ができることは、刺激を与えるだけ。」



他にもここには書ききれない程、先生には沢山お話をして頂いたが、コミュニティにいた時よりも、ゼン先生の仰ることの意味が分かり、成長している自分に嬉しくなったと同時に、先生に感謝の想いが溢れてきた。



コミュニティで学んだこと、一年という期間の間に、種を蒔いているのだと思う。

その時に理解ができなくても、卒業して一年二年三年・・・と経ち、社会生活を送っていく中で、点と点が結びついて、ある時、ハッと理解ができたりすることが多い。



だからここで学んだことは私にとって一生物だと思っている。

すったもんだしていたが、本当に貴重な期間だったのだ。



またコミュニティを再開されるということですが、一人でも多くの人たちが、自分に自信を持ち、豊かに生きていける人が増えますように心から祈っています。



ゼン先生、ミユキ先生、
この度は沢山の愛あるおもてなし、
本当にありがとうございました!!

リエ