2019年4月23日火曜日

短期合宿クラス見学レポート

長期コミュニティー生
私は今回の合宿は記録係として参加させてもらった。本来はコミュニティ生の私は短期合宿に参加することはできない。土日は訓練が休みであり、何より今回の合宿はワズさんとアサヒさんの時間だからだ。そういった状況の中で、私も同じ空間に入ることを快く許可し てくださったワズさんとアサヒさんに感謝します。そして、記録係という肩書きで私の成長も考えて参加を提案してくださったゼン先生に感謝します。
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いつもは毎日自分が主観となって訓練をしているので、他の人が訓練をしているのを見るのは新鮮であり、刺激的だった。ワズさんは力強さが素晴らしかった。ダイナミックでおおらかであった。何より想像の世界に入る自分を迷わず信じていた。アサヒさんはとても繊細で想像力が豊かだった。その想像力ゆえに自分をコントロールできないなんて私から言わせればなんて羨ましい悩みだろうと思ってしまうほど素晴らしかった。そんな2人から私も刺激をもらい、盗めるものは全て盗むつもりだった。ゼン先生が2人を指導している時に私にも共通する修正点がたくさんあった。私に言われてると感じるほど多くあった。

お風呂の時間にワズさんと楽しく一緒に入った。お湯に浸かりながら演技やプライベートのことをたくさん話した。その時間は私にとってとても素敵な時間になった。自分の好きなことを話し、共感し合える喜びを感じた。

 夜はゼン先生の部屋で私含め3人でアメリカンダンスのオーディション番組を観た。言うまでもなく、ダンサーは素晴らしい。素人の私でも分かるくらい技術のレベルが高かった。だが、ゼン先生が注目したのは審査員の方だった。審査員は一人一人の個性が際立っており、全員意見が違う。たった一言に個性が出る。そして、相手の意見を尊重する。審査員も人間であるからみんな意見が割れる。そんな時も相手を責めずに自分も引かずに意見を言う。審査員も観客を楽しませるように話す。その審査員の中に女優でダンサーの人がいた。その人は子どもような人だった。全てをオープンにして顔の表情で感情が誰でも読み取れるくらいオープンだった。その姿に感銘を受けて私も心の底からそうなりたいと思った。

夜になるとアサヒさんと話す機会があった。アサヒさんとは連絡したこともなかったので、どんな人か気になっていた。話していくうちにお互いに仲を深めていった。私のことを何度も面白いと言ってくれた。それを素直に人に伝えることができるのが素晴らしい。その言葉が私にとってどれだけ嬉しいか本人は知らないだろう。俳優はエンターテイナーだからいつだって人を喜ばせたい。ここ河口湖に来てから私と会った人を全員笑顔にさせたいと思いながら生活している。これからも私はたくさんの人を喜ばせる人になる。

今回の合宿で記録係としてたくさんの気づきがあった。いつもは1人だから仲間と一緒に過ごす喜びを感じることができた。2人に出会えて本当に良かった。いい刺激をもらえてこれからまた一歩ずつ進んでいく。私は毎日成長している。これからもっともっと天井を突き抜けて宇宙に行くくらい成長してみせる。その姿を2人に見せるのを楽しみにしている。最後に冒頭にも書いたが、今回の合宿で記録係として参加することを許可してくれた2人に感謝しています。そして、何より参加を提案してくださったゼン先生に心より感謝をしています。