2020年4月4日土曜日

ミユキ・ヒラノ河口湖合宿クラス

 〜映画鑑賞会について~

テレビ番組でお宝なんとかという番組を見たが、出品者がこの品物は100万円の価値があると言うが、プロの鑑定家に3万円だと言われる。

俳優の演技にしても、同じことが言える。

日本の殆どの俳優が、画面に登場するその俳優が、役を体験しているか、振りをしているか、見分けがつかない。

例えば、実人生でレストランに食事に行くとする。

 何処に座るかを考える。

 日本のほとんどの俳優は考えた振りをする。

 実人生では、何を食べようかメニューを開いて真剣に考える。

考えれば生きられると言われる。

セリフは覚えたら忘れろ、相手のセリフで思い出せと言われる。

これが出来なければ、アカデミー賞はとても無理。

センス オブ トゥルース、
真実に対する感覚と言われる。

骨董屋に丁稚奉公入った者に主人は、一流の品しか見せないという。

本物に対する感覚を植え付けるためだ。

ここ河口湖のミユキの合宿クラスは、全ての訓練はミユキを通して行われるが、週に一回、僕が受け持ってテレビを通して、真実に対する感覚を受講生に植え付けたいと思っている。

毎週、教育して、一年経ったらこの真実に対する感覚を身に付ける事になると確信している。

ストラスバーグは言っていた。
「俳優は、この真実に対する感覚と共に成長する。」

トップクラスのある俳優達は、現場でみんなが拍手しても、もう一度やらして欲しいという理由もそこにある。





NY ザ アクターズ・スタジオ
正会員
ZEN HIRANO