神)
人間の考え、言葉、行為のすべては、
どちらかの感情がもとになっている。
ほかの選択の余地はない。
不安か? 愛か?ど
ちらを選ぶかは、自由に決められる。
著者)
簡単な事のようにおっしゃいますが、
決断しようとすると、不安が勝ってしまう方がおおいですよね。
それはなぜなのですか?
神)
不安を抱えて生きるように教えられているからだ。
あなたがたは適者生存、
いちばん強い者が勝利を得る、
いちばん利口な者が成功すると
聞かされてきた。
いちばん愛らしい者の栄光については
ごくわずかしか語られない。
だからーいろいろな方法でー
あなたがたは適者になろう、
いちばん強くなろう、
利口になろうと必死になり、
どんな状況でも、
少しでも劣っていれば負けてしまうと言う不安に怯える。
子供の頃からずっと、劣った者が負けると、
言い聞かされてきたためだ。
あなたがたは、もちろん不安にさせられた行動を選択する。
そう教えられてきたからだ。
だが、教えてあげよう。
愛に支えられた行動をとれば、
生き延びるだけではなく、
勝利するだけではなく、
成功するだけではなく、
それ以上のことができる。
そのとき、自分は本当は何者か、
そして何者になり得るかと言う、
栄光に包まれた経験ができるだろう。
(サンマー出版『神との対話』NO、1 p34)
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ZEN HIRANO