2018年5月3日木曜日

第59回『神との対話』に魅せられて




『神との対話』に
「目覚めているとは、生き方を選べる状態だ」
と書かれてある。


ということは、
多くの人は、目的もなく、意識もなく、パターン化した人生をひたすら歩いているのかも知れない。

夢遊病者の様に。

演劇で役づくりに、
いつ、どこで、誰が、何を、いかにしたかをはっきりさせろと言われる。


これを今、目覚めて生きるアプローチとして、現在の自分に当て嵌めてみる。

1)いつ?
今日。
久し振りにみゆきと交代で車を運転し、10数年振りに親友に会いに東京へ出かけた。
友人の1人は、杉の子の理事長、小澤さん、もう1人はスペインクラブのオーナー松井さん。
二人に会えて本当に嬉しかった。
美しいスペインの調度品に囲まれての現地調達の料理が次々に運ばれ、幸せな、心から楽しい時間を共にした。
変わらぬ友情の有難さをしみじみと味わった1日だった。

2)何処で。
自分の二階の勉強部屋で。
猛烈な勢いで宇宙のどこかの方向にすっ飛んでいる地球上の日本と呼ばれる小さな島国の一角、河口湖と呼ばれる富士山の麓、600坪の敷地に各階100坪の三階建の二階を徹底改造して、みゆきと二人だけで住んでいる。
庭は7,8本の桜が満開。
春を迎えて緑を増し今、改めて見回して心から感謝。

3)誰が?
僕、ゼン・ヒラノが。
恩師ストラスバーグに出会え、アクターズ・スタジオのメンバーになれ、教師として熱い想いで人生を歩んで来られた。
ここ数年間、何もしないで過ごしてきたが、人々それぞれの素晴らしさ、能力を気付かせ成長させると云う仕事に再び従事したいと決心している自分がいる。
多くの人の触れ合いの場所、喜びの場所にしようと。

4)何を?
『神との対話』を読んで、目覚めて生きるとはどうゆうことかを考えさせられている。
生活がパターン化し、何時もその日の気分や健康、雑事に気を取られ、太陽が輝き、青い空、鳥が囀り、花が咲き、猫がすり寄ってくるこの奇跡の地球に生命を与えられて生かされている自分に気付きを与えている。

5)いかにしたか?
椅子に座って、鏡に向かい
「ゼン!目覚めて生きろ。」
と語りかけている。



ゼン・ヒラノ