映画『我が大草原の母』
もし、僕が今まで観た映画のうち、最高の一本を挙げるよう言われたら、
それは、マーロン・ブランドでもなく、オーソン・ウエールズでもなく、「風と共に去りぬ」でもない。
それは、マーロン・ブランドでもなく、オーソン・ウエールズでもなく、「風と共に去りぬ」でもない。
中国の低予算の映画
「我が大草原の母」
を躊躇なく挙げる。
「我が大草原の母」
を躊躇なく挙げる。
舞台はモンゴル。
飢餓のため、手放された遺児を引きとって、育て上げる一女性の愛の物語である。
飢餓のため、手放された遺児を引きとって、育て上げる一女性の愛の物語である。
天から授かった母なる姿の美しさ、尊さをまざまざと見せつけられる。
批評家が物知り顔に星印幾つなどと言って欲しくない。
母親の持つ愛の崇高さ、美しさを評価し、星印幾つだという者に対して、僕がヒットラーだったら、即、銃殺だ。
毎日、3,4本映画をTVで観てきて、これほど感動させられる映画に出会ったことはない。
センチメンタルな僕は、一日中涙が止まらない。
この映画で真の母性の崇高さ、美しさを伝えてくれた女優に、そしてこの映画に携わった人々に、感謝と尊敬の念で胸がいっぱいになる。
NY ザ アクターズ・スタジオ
正会員
ZEN HIRANO
正会員
ZEN HIRANO